2010/02/03

DIARY OF BALI




































今回、雑誌に載ってるような観光ツアーは使わなかった。

自分の性格上、通常のかしこまったものでは満足できないだろうと思い、

一人バリの野性的な街に身を投じた。

少しあみだくじを引く感じに似ていた。

バリでは、10m歩く間に必ず声をかけられる。

フレンドリーにして、ハングリーに。

親切とお金が直結してる感じの人が多かった。

中には、BIKEを止めて店を見ていて色々勧められたが何も買わず出て行くと、

カタコトの日本語で、オレ、ケイサツ、罰金ハラエと言ってくるバカも居た。

しつこかったが、完全に無視して出発した。

疑心暗鬼になっているなか、タイミング良く懐に入ってきた男が現れ、

その男と仲間達に乗ってみることにした。

常に明るく腹黒い雰囲気のバツイチのおっちゃんと、

シャレてるが、頭の震えが一定のペースで訪れる

軽くイカレた感じで、根は良いヤツそうな男と、
 
一生懸命だが、せわしなくいじられ役の男、

この三人にバリでのサイを投げてみることにした。

お金と女の話しが多く、うんざりしたところもあったが、

一番長い時間を過ごすことになった。

結局最後まで信頼できなかったが、

今、日本に着いて冷静に自分の秤で計ることができ、

今更になって、良くしてもらったという気持ちが芽生え、

ちょっとキツい態度で接した時のことを悔やんだ。

フラットな目線を、常に持つことの大事さと難しさを痛感した。

バリの人達は日々を楽しんでいる。助け合いながらからかい合いながら、

その日その時に日銭を稼いでいく、そういう風に感じた人が多かった。


                          SEEKMANKIND












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